昨今、エンジニアなどの職種で増えているフリーランスは、場所を選ばず自宅やレンタルオフィスなど好きな所で仕事ができる点は魅力的です。しかし、中にはクライアント先に常駐する形で業務にあたる、いわゆる常駐型のフリーランスとして働く方もいます。
クライアント先に一定の期間、契約した業務を行うために通うことになるフリーランスですが、会社に出社するのであればその会社で働く他の社員達との違いも気になります。
常駐型のフリーランスと社員達の大きな違いは、仕事の内容です。会社に属する社員であれば与えられた仕事はもちろん、上司に命じられたその他の雑業務についてもこなさなければなりません。
しかし、常駐型のフリーランスの場合は、契約時に取り決めた業務のみをこなせばよいため、急に新しい仕事が増えるという事態がなく働きやすいです。基本的には1ヶ月、半年などと期間を定めたうえで仕事にあたり、期間を満了して無事に業務が完了すればクライアント先を出ることになります。
常駐型でないフリーランスと比べると、会社に出社することに息苦しさを感じる方もいるかもしれませんが、こうした常駐型は長期間の契約になるケースが多いため、安定した収入源を確保できるというメリットもあります。
常駐型として働けばクライアント先の人達と直接交流も図れるため、そこから新しい仕事を獲得できることも少なくはありません。フリーランスになるものの働き方にこだわりがないという人は、常駐型のフリーランスとして働く道も検討してみるのもいいでしょう。